テキスト

藤王村は積もった雪に道なく、木にはつららあり、その枝に四つの鈴あり。風や鈴の音、玉を折るがごとき氷枝の音が、四方に響く。 枝の鈴を鳴らせば、清らかな霊気を納め、俗念をすすぎ、明心を守る。