大人になった元塩塩は、父親の角煮作りの技を継ごうと料理を学んだ。甘水居から空のツボをたくさんもらい、寝台の下に自作の各種調味料がぎっしりと置いた。毎晩塩辛い香りを嗅ぎながら眠りにつくのである。