三蔵法師によると、これは仏の入滅後に残った仏牙舎利だという。民に供えれば寿命が延び、国に奉じれば三百年の太平がもたらされるとも伝わる。故に、東行僧はその舎利を唐に持ち帰ろうと固く抱えていたのだ。