テキスト

背中に香炉を乗せた不思議な駱駝がいる。 昔、「百和香」っていう特別な香があって、博山炉で焚くと、まるで雲の上の山が見えるみたいだった。 この香はちょっとで、ものすごく高かった。でも実は、百和香はこの駱駝の背中の香炉でしかできない。 博山炉駱駝は一生に一度だけ、百和香を作る。休んでると、ふわりと煙が出て、きらきら光る。駱駝がじいちゃんになって、香が完成するんだ。