欺き合いと争いの果てに残るのは、等しく過去に囚われた、故郷を失った者。若く頑なな少女は、ただ師の想う長安に近づき、理解したかっただけだ。互いに迷いと執念を抱えたまま、二人は別れる。再び巡り会う縁があるかは、知れぬままに。