テキスト三人の遺体の腐敗は他の死体ほど進んでいない。三人は骨格が丈夫で、いずれも武芸の達人だ。致命傷は目視できない。 一人目の衣服には油っぽい腐臭があり、手にも油汚れがある。料理人だと思われる。 二人目は薬袋を携え、そばに針が散らばっている。医者だと思われる。 三人目は道士の装束で、そばに桃木の剣が落ちている。道士だと思われる。 三人の死亡時刻はおよそ三日前でほぼ同時。全死者の中で最も遅い。