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『説文解字』に曰く「驄、馬の青白雑毛なり」。古の名馬に碧驄駒、玉驄馬、玉花驄あり。別説に「驄は地龍、速さを形容す」とあり、吐谷渾馬の純青・純白の駿馬を貴ぶ。
秦代、甘粛地方で「秦馬」と呼ばれる良馬が産出された。漢の景帝は西北辺境に牧場を設け、後に吐谷渾族が管理した。『隋書』によれば、吐谷渾は青海湖で波斯馬と交配させ、一日千里を走る「吐谷渾馬」を生み出したという。
吐谷渾馬は骨太で筋肉質、温順で調教しやすく、群れを成す習性があった。群れには必ず優れた種馬がいる。感覚が鋭く記憶力に優れ、主人に忠実で、乗用・輓用に適した中原随一の品種である。