江湖の噂によれば、河市楽座の始まりは樊楼に着想を得たものだという。樊楼が日々莫大な利益を上げるのを見た村人が、その真似をして芝居を打ち始めた。艶やかさこそなかったが、滑稽味は人一倍で、それが評判となり名を成した。