テキスト
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ご機嫌よう。
千の忙しさ万の忙しさもようやく落ち着き、貴殿からのお返事を拝読し、思わず手を打って笑いました。
侠客が囚われ惑うものは、天にあらず、地にあらず、心にあるのです。飛ぶ鳩は常に見かけますが、地を走る鳩は滅多にいません。見えぬからこそ、得られぬからこそ、研鑽し求索する道には無限の趣があるのです。この隠れて進むことを求める法を「鳩にして尚学ぶ」と申します。
(批:先に侠客と家業について語り合いたいと申しましたが、実はすでに結論が出ております。侠客が信じぬのであれば、あの「日心地走説」をもう何度かお試しくださいませ。)