テキスト
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墨守はすでに成り、門内は上下こぞって感嘆している。門ではこれを基として流水導路を拡張し、山中の各所を連結する計画が定められたが、この工事はきわめて煩雑であり、工匠頭を任せられる者は君を措いて他にいない。
羅安遠より
お前みたいなどんくさい性根で、山を出るだと?黙って山に残り、工匠頭を務めていればいいんだ。
お前の邸叔父より
工匠頭と意見を異にしたことは九度、そのたび論に敗れたが、今回の件は技の優劣ではない。世に明主なき今、事を成せば必ず掣肘を受ける。山外で為せることは山内に勝らず、まずは山に留まり流水導路を完成させ、その後に改めて計るべきではないか。何ゆえ、みずから苦を求めるか。くれぐれも三思せよ。
李思源より
鶴長老が多くの墨門の俊才を率いて山を出たことで、山中はすでに後継を欠いている。汝は鶴長老の一番弟子、決して出奔を許される立場ではない。
斉麒より
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評語:すでに墨門の奥義を得た以上、その志を全うすべきである。山中の残務は鴉に任せ、鍛錬とせよ。余はすでに技を備え、天下を安んずることもまた可能であろう。