テキスト

端材となった木を切り分け、芯の部分から錐や刀の柄を作り、一本で三文の値がつく。これを二十年育て上げれば、牛車に用いるに足る材となり、牛車一台で万銭の価値を生む。鞍の鞍橋を作るのであれば、三尺ほどの若い枝を選び、側枝を縄で縛り、木杭を地に打って固定する。そうして枝を弓なりに曲げ、橋形に成すのである。