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十七の愛猫。たぬきは李十七が初めて飼った猫で、李十七はたぬきが出会った最初の人間だった。いや、正確には最初に出会った「人」は財神様だ。廃墟となった財神廟で生まれたから。財神様はつまらない人で全然相手にしてくれなかったので、通りがかった李十七にすがりついた。その後、李十七の商売はどんどん繁盛した。たぬきは得意げに絶対に自分のおかげだと信じている。