テキスト廃村に建つ子月の屋、孤立する老翁の家。 眠りの墓は達安村の家族墓地として、十二年間に天災人禍で逝った親族たちが埋められている。 一つの壁を隔てて開封城の賑わいがあり、一つの山を隔てて大平原の平和がある。だがここだけは世間に忘れ去られたようで、寒風だけが誰も聞きたがらぬ荒涼たる情景を訴えている。