阿紀と阿念は燕南の出身で、八年前に万事休に救われ白馬宿に来た。故郷を離れた当時はまだ幼かったため、阿紀には家族の面影は朧げだが、契丹人のたいまつが故郷を焼いた光景だけは今も脳裏に焼きついている