テキスト木鳥は、墨家が本来求める究極な技巧ではなかったとしても、確実に必要とされる技術だ。 ある墨門の弟子がその仕掛けを改良し、腹部に火室を設けて雷火を携えさせた。ひとたび羽ばたけば炎の雨が降り注ぎ、岩石を裂き、雲さえも砕く。こうして木鳥は、墨家の山々を守るための利器となったのである。