テキスト

二月初三、秦遠これを記す:滑軸部分が緩すぎると衝突が生じやすく、車軸を損傷する。滑軸部分がきつすぎると威力が落ちる。よく見極めねばならぬ…… 三月初六、秦遠これを記す:斗拱の術は、力を分散させることにある。からくり人形の攻撃にもこの理を借り、受け流しによって損傷を軽減できる。 羅成武の批評:おや、これは将来の工部侍郎様ではないか?なぜこんな小仕事をしているのだ? 三月十九、秦遠これを記す:羅家拳は拳法を重んじ歩法を軽んじる。棒で足元を払う専用のからくり人形を造れば、その土台を崩せる…… 羅成武の批評:器の小さい貧乏人め。