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ミャオワンは、ミャオミを心からあがめる「信者犬」。 水辺をよくうろついては、ミャオミのために小さな魚を捕まえようとし、口では「ワンワン」と何やら呪文のように唱えている。 百獣と心を通わせることができるという旅人の話では、「ミャオミ、ニャンニャンミャオ」と唱えているのだそうだ。 どうしてそこまで熱心にミャオミに仕えているのだろうか。それは、多くの若い旅人たちがミャオミを訪ねて遊ぶ姿を、心の底からうらやましく思っているからだ。矢を射たり、鈴を鳴らしたり、屋根を軽々と飛び越えたり。 そんな光景を思い浮かべながら、ミャオワンはミャオミのいる方角にそっと目を向け、目を閉じて静かに願う。「旅人さん、どうか早く、ぼくとも遊びに来てほしいな」と。