テキスト
迷った、迷ったぞ、また迷った!
左も麦、右も麦、前も麦、後ろも麦! 方角なんてわかるわけがない! はぁ――しかも誰かが麦畑で寝てて、夜に踏んづけたら向こうが「幽霊だ!」って叫ぶからこちらも大騒ぎ。本当に生きた心地がしなかった。
でも縁ってのは面白いもの。村の人たちと数日過ごすうちに、水力で動く大型水車や麦籠、麦篭の仕組みが面白くなり、農作業を手伝うことに! 腰が――!めちゃくちゃ――痛い――!けど、もらった食べ物の味は最高だった。
この先の恩恵町には百合麺や通神餅があるらしいし、ちょうど祭りの時期でもある。これを食べ終わったら、さっそく向かうとしよう!
どうか、もう道に迷いませんように!