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部屋に置かれた手記には、錬金鉢の計画全容が克明に記されていた これを記した人物こそ、開封の陰で暗躍する「公子」に違いない 読み進めるうち、幻のような光景が脳裏に広がる。そこでは公子が、雨に煙る路地を歩きながら「相思う苦しさはいずこなりや」とつぶやいていた...