テキスト豊作村ができた最初の年、田畑はまったく実りがなかったため、燕豊は仲間と虫捕りを始めた。殻がついていたり蛹になっている物を食卓に並べた時、村人は吐き気を催し彼を「小さな狂人」と呼んだ。自分でも食べた後に吐いたものの燕豊は諦めなかった——生きている者が飢えなんかに負けるものか。田の虫が穀物を食うなら、自分は虫を食ってみせよう。