テキスト一、採種。寒露のころ、西域の立派な胡楊の実を選び、陰干しして不純物を除き、陶の壺に保存する。 二、催芽。清明のころ、ぬるま湯に三日浸し、砂でこすって殻を割り、浅い土にまく。 三、育て方。苗のうちは十日ごとに水やりし、三年後に乾いた土地へ植え替える。春は枯れ枝を切り、冬は土を寄せて寒さを防ぐ。 まず関外で胡楊の種を五斤ほど手に入れること。 油紙で包み、絹二丈ほどの値。なお関外は砂嵐が強いので、肌を守る脂を忘れないこと。 出発前に荷物をよく確かめるべし。