ある春の日、蛾皇は夢心地で友と園を歩いた。春が終わると知った友が泣き崩れたため、蛾皇はそのために一つの技を創った。花の残り香、塵の香り、春の風...それら全てを技の中に留めることで、春は散っても永遠にその手の内に。