飛鏡閣はかつて戦火で長年傾き廃れていたが、後に帰義軍の将士たちが丹念に修繕し、ついに往日の風采を取り戻した。今では先人たちが遺した千年の旅愁が高閣の上に翻り、四方から訪れる者が足を止めて仰ぎ見ている。