テキスト新たな令を独り掲げれば、千の営がひとつの声で呼応する。 かつて安西軍の守将・郭昕は、武に秀で、軍旗を操れば烈風を呼ぶと伝わる。 郭昕は安西軍の兵たちとともに、玉門関を死守するさなかに、心法「千営一呼」を創り上げた。 旗の先が示すところこそ、安西軍の進むべき方角であり、たとえ身は朽ち魂は散ろうとも、軍旗さえ残っていれば、 なお幾千幾万の幻影となって一声に応じるのだ。