テキストふと意識が遠のく。落ちていく先は清らかな波間。揺れる藻が、月を追って光る鱗へと姿を変える。何が起きたのか理解しようとしたその時、水面に波紋が広がる。それは巨大で色鮮やかな錦鯉だった。華麗な尾びれを広げ、こちらへと泳ぎ寄って来ていた。