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「博山炉の中に百和香あり、鬱金・蘇合・都梁を合わせる。」百和香は、博山炉駱駝の背に載る香炉の内にのみ生じる。 博山炉駱駝は一生にただ一つの百和香を宿し、伏して憩うときには淡い煙が立ちのぼり、光が静かに巡る。やがて駱駝が十万里を歩み終えたとき、百和香は成り遂げられる。