テキスト封をされた酒がいくつか置かれている。 涼州には美酒が溢れ、手を伸ばせば杯を掲げて心ゆくまで飲める。 そんな涼州の酒を、わざわざ甕に詰めて持ち去るのはどんな人間だろうか。 きっと、郷愁に胸を締めつけられた旅の子か、別れを惜しんで去りがたい旅人なのだろう。