テキスト

玉の霙が山を覆い、高楼にもたれて、遥かな果てまで続く道を見送る。 酒を満たした池のような盃は固く凍り、故山はかすみ遠い。凍りついた文字は天を横切る尺ばかりの白紙となり、尽きぬ愁いを運ぶ。