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かつて碧き雲海のほとりに暮らす猿たちの群れには、恐ろしい伝承が語り継がれていた。死期を悟った老猿王は、新参の若猿たちにこう諭した。墨城へ行ってはならぬ、墨城へ行ってはならぬ。墨城の職人は、我らの同族を食らうのだと。ある日、説教そっちのけで話に集中していなかった小猿が、大きな白色のキノコを抱えて巣へ戻ってきた。なるほど、職人たちの言う「食猿頭」とは、猿の頭ではなく、この巨大なキノコのことだったのだ!