蘭は枯れ、杜若が咲き、我いまだ水郷に宿する。六橋を訪ねるも便りなく、風雨に花散り香は失せにけり。美しきあなたと過ごしたあの日々より幾星霜。涙で墨のにじんだ別れの詩も今では塵に覆われぬ。