テキスト

九流門は詐欺の術をもって天下に独歩す。その詐欺師も騙しの手口も、真偽の見極めが十二分に難しい。江湖の人々は幾度となく騙され、悔しさに胸を叩く。かくして被害者の同盟を結び、皆の経験を集めて防詐欺の書を撰ぶ。九流門弟子これを聞き、喜んで門内の者一人一冊の詐欺秘伝書『鬼間集』へと改編した。