テキスト

沙陀の石敬瑭が国を売り契丹を招き入れたため、燕雲十六州が陥落した。 幽州の馬調教名家・記氏は止む無く清河に移住し、豊かな草原に伏馬荘を築いた。 世宗の北伐の時、記家は馬を朝廷に献上し、軍馬で家業を再興しようとした。 北伐失敗後の伏馬荘は次第に衰退したが、その良馬は今も争奪される逸品である。 良馬が育つ秘密は、記氏に代々伝わる馬調教の秘伝書にあるという噂だ。