テキスト
若者:
久しぶりだな。最近は元気にしているか?
おかげさまで、屋台の商売は順調だ。おばさんもこんなに嬉しそうなのは本当に久しぶりでな、毎日にこにこしながら行き来する客と世間話をしているよ。機嫌がいいときなんかは、琵琶屋台の娘さんが弾く曲に合わせて、ひと踊りすることもあるんだ。暇なときには、張じいと末っ子が段取りして、賽神隊の若い衆と勝負したりもしていてな、笑笑。
天水集の連中はみんなお前のことを話題にするんだ。侠義を貫くやつだってな。俺たちもそれを聞くたび嬉しくなって、お前のことを気にかけている。おばさんは、お前が外で腹いっぱい食べて、寒くない格好をしているかを心配して、いつもお前の名を口にしているよ。暇ができたら、また屋台に座りに来いよ。
そうだ、麻辣湯の屋台でいくらか銭が貯まってな、誰かの役に立てればと思って、何人かの古い仲間に飯を届けたんだ。でもあいつら、気まずがるだろうと思って、俺たちは「これはお前が届けてやってくれと言ったものだ」ってことにしたんだよ。みんな不思議がってな、「会ったこともないのに、どうしてそんな善い人が自分たちのことを気にかけてくれるんだろう」って言うんだ。そこで張じいが、「あの子はそういうやつさ。情に厚い大侠なんだ」ってな。みんな照れくさそうにして、お前宛てに書き置きをしたためたんだ。一緒に読んでやってくれ。
さて、このくらいにしておくよ。もうすぐ客が来る時間だからな。
お前が外でも腹いっぱい食べて、暖かくして、無事でいますように。
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