テキスト彼女は砂漠の中で琵琶を奏で、雁の悲しげな鳴き声と共に、墓と月を眺め続けた。 人々は彼女のことをただ憐れみ、嘆くばかりだった。乱世の中で、彼女は陰で人々の安寧を守り続けてきたことを知らずに。 史書に記されぬものの、月を仰ぐ龍の王女は今も玉池にとどまり、雷鳴の訪れを待っている。そしていつか、空を突き破り、天命に挑もうとしている。