テキストましろは確かにこの猫の名前だ 来世の岸へ仏参りに行く人々は、いつも石仏の下でこの小猫を見かける。この小猫を見た人は皆「真っ白だ、仏像を彫る石より白い」と感嘆する。やがて、猫は「ましろ」と呼ばれると、しっぽを立てて軽やかに歩いてくる。なぜなら次の瞬間、親切な参拝者が供物を捧げてくれるからだ