テキスト

工不器は幼いころから飛凧の研究に心を奪われてきたが、自分の選んだ道が本当に正しいのか、ずっと不安を拭いきれずにいた。そんな折、門内で誰かが昇鶏の改良に成功したと知り、ようやく胸のつかえが下り、自分の飛凧も試してもらおうと決意を固めた。