テキスト初めて世に出て、家伝のわずかな剣術を頼りに江湖を渡る。すべては、たゆまぬ鍛錬の賜だった。普段は、水を鏡とし影を相手に稽古を重ねてきた。だが対人戦台に立てるかどうか、照微夜は不安であった。同じ志を持つ者を手本としたい、そう願っていた。