前王朝の遺児が最後の刃を抜き、決死の一撃を放つ。生を求めず、ただ死を求める。解放を求め、「顔向けできる」という一言を求めて。新たな日が昇り、古い雪が消える。宮壁の冷月は、恩讐を問わず。