テキスト

ゆっくりと滴り落ちる赤い油脂。共鳴の手袋によって集めた五行の「火」を内に蓄え、墨山道の弟子の手で精製されたのち、さらに土石に宿る「毒」と融合させたもの。付着した対象には烈しい炎を生じさせるだけでなく、強い毒性をも与える。「香を焚き、瘴気をも打ち払う者、その鋭さは留めがたし」と伝えられる。