テキスト戎人となり、すでに四十年余り。 明日、命を以て東へ帰らんとす。今や天の憐れみを願うのみ。 ただ惜しむは砂海に舟なく、帰路いまだ遠く果てしなし。 昨夜、夢にて響き渡る戦鼓の声を聞き、胸は激しく震えたり。 孤として数十年、ついに夢に君の声を得て、涙止まず。 我君を忘れず、君も我を見捨てず。これほどの幸いがあらんか。 もしも無事にこの地を脱し得ることあらば...もし...