テキスト絵銭の一種。合歓銭、春宮銭とも呼ばれる。浮き彫りや文字が刻まれ、新婚夫婦への贈答や知識を伝えるためのものとして用いられ、子孫繁栄の意味が込められている。女性に贈って嫁入り道具の底に納めたり、婚礼の日に寝台へ撒く撒帳銭として用いられたりした。明皇にまつわる伝説の情景が描かれており、その趣きは今も昔も変わらない。