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伝説によれば、織金閣には感情を操ることに長けた至高の使い手がいるという。指先一つで人を狂喜させ、あるいは慟哭させ、激痛に悶えさせ、絶望の淵に突き落とす…一念の間に千変万化し、心脈を絶ち魂を忘川へと送る。故にその術は「忘川の絶響」と称され、この術にかかり命を落とした魂は、輪廻の輪から外れ、因果と罪業が渦巻く泥犁の河の底に永遠に囚われるのだ。