テキスト

淮鼎のあの課題は今日目を通したが、実に見事であった。わしの幼い頃よりよほど整った字を書く。本人にも直接褒めておいたが、しばし先生役を務めているあなただって、もっと励ましてやるべきだ。 密偵の報せでは、涼州の南西にまた賊どもの根城が潜んでいるらしい。ちょうど兵を率いて討伐に向かうところだが、もし共に参る気があるなら、早急に人を遣わして知らせよ。そうだ、今度戻るときは淮鼎に木の車輪の小さな車を買っていってやるつもりだ。必ずわしに念を押してくれ。前に約束した投石器のことを、うっかり忘れてしまってな。今度こそ言葉を違えるわけにはいかぬ。 □□□(血の染みによって隠れている)