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影絵劇 第一幕 父:男の双子は幸いなれど、これも運命のいたずらか! 長男は病弱、次男は話せぬ。どちらも完璧とは言えぬ。幾度も考えた末、長男を捨てんと決めた。 次男:(登場)父上母上、兄者をつれてどこへ行く? こっそりと後をつけてみよう。 影絵劇 第二幕 (語り手):三人は山へ向かい、次男は密かに後を追う。 母:我が子との別れ、泣かずにおれぬ母心。金さえあればこんなことにはなるまいに! 長男:この山奥に捨てられて、病の多き我が身では、そうそう長くは生きられまい。 次男:父上母上 何事か! 双子に生まれし我なれば、どうして一人で生きられよう! 影絵劇 第三幕 (語り手):昔、双子の兄弟あり。父母は山に長男を捨てるも、末子の後追いに気づくことなし。家に戻りて見てみれば、二人の子らを失いぬ。さてこの双子の兄弟、互いに支え合い深山を脱し、艱難辛苦を乗り越えて、ついに名を揚げる。やがて契丹の侵略に身を挺し立ち向かい、国と民のために戦いて、英雄となったのである!