テキスト

古びた薬方黄ばんだ紙には大きな染みが広がり、かろうじて小さな文字が読み取れます。「マンダラ、その葉、花、種は薬となる。味は辛、性は温。全草に猛毒あり。花に鎮痛、麻痺の効能あるも、長く服用すれば癮となる。誤って服用せし時は、蹊蹺(けいこう)……を薬とすれば、解毒できるやもしれぬ」(蹊蹺の名は染みで隠れ、判読できません)