テキスト「墨山道」は、古の中山国の刀銭に倣って鋳造されたものである。表面には算木で刻まれた「九」の字があり、墨家の思想においては、貨幣とは本来「数を計るための道具」にすぎないとされる。いつの日か、世界から金銭そのものが不要になることを願い、この刀銭は不見山地方だけで流通する専用通貨となっている。