テキスト嶺南では毒の類が多用される。奴隷に冶葛を食べさせて死なせ、土に埋める。腹の上に生えた茸を食べた者は即死し、手足や額に生えた者は当日に絶命。外側に生えたものは数日後、距離が遠くなれば一月か二月、さらに遠ければ一年から三年で死ぬ。ただ陳懐卿の家伝薬だけが解毒できるという。 陳懐卿は長生仙人の弟子と称し、仙人の洞窟で得た長明灯に秘伝の解毒方を隠していた。百毒を解毒する薬だが、今ではもうその洞窟の所在は分からない。日夜陳懐卿の行動を窺う者たちもいたが、仙人との接触は確認されていない。