テキスト

お八は自分が人に好かれる存在だと固く信じていた。 ただ、張万師が消失してからは、彼の奇想天外な発想を「理解」してくれる人がほとんどいなくなっただけのこと。幸いなことに、お八には運がある。星臥岩にはなかなか面白くて物事をよく分かっている雲婆々がいて、彼の仕掛けの設計を大いに称賛してくれるだけでなく、常識にとらわれず、彼の思考に沿って助言までしてくれるのだ。 惜しむらくは、あの雲婆々はいつも彼の名を忘れてしまうこと。そしていつも語り合った後に特殊な材質の鉄の小物を押し付けてきて、こう強調するのだ。「この小物はばあさんが空から摘み取ったものだよ。とても良い友達に出会った時だけ贈るんだからね!」 ああ、雲婆々は年老いて、頭がもうあまり働かなくなっている。だがちょうど良いことに、彼の頭もあまり良くない。一人は記憶力が悪いが長生き、一人は絶頂の天才だが余命わずか。これはもう……生まれながらに定められた友ではないか! お八はこの見事な見解を雲婆々にシェアした。雲婆々は笑笑と大笑いした。「それならなおさらしっかり生きなきゃね。長く生きれば生きるほど、友達は増えるんだから!」そう言ってまた鉄の小物を一つ押し付けてきた。 鉄の小物がどんどん増えていくにつれ、お八は本当にたくさんの友達を持つようになった。雲婆々のおかげで陸ばあさんと知り合い、梓苑と知り合い、たくさんたくさんの人と知り合った…… 笑笑、やっぱり、お八は大人気者なのだ!