雲の筏は、先代巨子・鴉が創ったものだ。水の勢いを借りて進み、山の地形を軌道として走る。駅亭が各地に配され、要所の町を結び合わせる。乗る者が雲に登って月を抱くような心地になるため、この名が付いたという。