唐人の手書き巻子譜『碣石調幽蘭』(第五)は、孔子の作とされ、南朝梁代の隠士・丘明から伝わった現存最古の琴曲譜である。曲は四段に分かれ、蘭花の品格を描くことで、重用されなくても落胆しない心情を表現している。この譜は初期の文…
唐人の手書き巻子譜『碣石調幽蘭』(第五)は、孔子の作とされ、南朝梁代の隠士・丘明から伝わった現存最古の琴曲譜である。曲は四段に分かれ、蘭花の品格を描くことで、重用されなくても落胆しない心情を表現している。この譜は初期の文字譜の記録方法を保っており、全二百二十四行(各行二十~二十四字)、総計四千九百五十四字からなる。現在は開封国立博物館に所蔵(番号TB1393)されている。